| スタッフ | 
                
                
                  | 製作: | 
                  ジャド・フィルム Jad Films | 
                
                
                  | 同: | 
                  S.G.C.(パリ) | 
                
                
                  | 同: | 
                  ティタヌス(ローマ) Titanus-Dauria(Rome) | 
                
                
                  | 製作代表: | 
                  ルイ・デュボワ Louis Dubois | 
                
                
                  | 製作主任: | 
                  ポール・タン Paul Temps | 
                
                
                  | 脚本・脚色・台詞: | 
                  ジャック・ドヴァル Jacques Deval | 
                
                
                  | 監督: | 
                  ジャン=ピエール・メルヴィル Jean-Pierre Melville | 
                
                
                  | 撮影監督: | 
                  アンリ・アルカン Henri Alekan | 
                
                
                  | カメラ・オペレーター: | 
                  アンリ・ティケ Henri Tiquet | 
                
                
                  | カメラ助手: | 
                  ヴラディミール・イヴァノフ Wladimir Yvanoff | 
                
                
                  | 同: | 
                  メンヴィール Menvielle | 
                
                
                  | 助監督: | 
                  ピエール・ブロンディ Pierre Blondy | 
                
                
                  | 同: | 
                  ヤニク・アンドレイ Yannick Andrei | 
                
                
                  | 同(見習い): | 
                  マルタン・サショ Martine Sachot | 
                
                
                  | 音楽: | 
                  ベルナール・ペフェル Bernard Peiffer | 
                
                
                  | ギター独奏: | 
                  サッシャ・ディステル Sacha Distel | 
                
                
                  | 編集: | 
                  マリネット・カディス Marinette Cadix | 
                
                
                  | 編集助手: | 
                  ヨー・モーレット Yo Maurette | 
                
                
                  | 美術: | 
                  ロベール・ギー Robert Gys | 
                
                
                  | 同: | 
                  レイモン・ガビュッティ Raymond Cabutti | 
                
                
                  | 美術助手: | 
                  ダニエル・ゲレ Daniel Guéret | 
                
                
                  | 装置: | 
                  ロベール・クリスティド Christides | 
                
                
                  | 録音: | 
                  ジュリアン・クテリエ Julien Coutelier | 
                
                
                  | サウンド編集: | 
                  ジャック・カレル Jacques Carrère | 
                
                
                  | 録音助手: | 
                  ジラルド Gerardot | 
                
                
                  | 同: | 
                  ベジエール Bessières | 
                
                
                  | J・グレコとI・ガルテルのドレス: | 
                  マリアン・ド・ケール Marian de Kers | 
                
                
                  | P・ルメールとD・コーシーの制服: | 
                  ラ・ベル・ジャルディニエール La Belle Jardinière | 
                
                
                  | メイク: | 
                  ジャニーヌ・ジャロー Janine Jarreau | 
                
                
                  | メイク助手: | 
                  ノラ・スターン Nora Stern | 
                
                
                  | スケッチ: | 
                  ヌヴー Neveu | 
                
                
                  | スチール写真: | 
                  カルヴェル Carvel | 
                
                
                  | 記録: | 
                  ドグマール・ボーリン Dogmar Bolin | 
                
                
                   
                    
                   
                   | 
                
                
                  | キャスト | 
                
                
                  | テレーズ・ヴォワーズ Thérèse Voise: | 
                  ジュリエット・グレコ Juliette Gréco | 
                
                
                  | マックス・トリヴェ Max Trivet: | 
                  フィリップ・ルメール Philippe Lemaire | 
                
                
                  | ビケ Biquet: | 
                  ダニエル・コーシー Daniel Cauchy | 
                
                
                  | ドゥニーズ・ヴォワーズ Denise Voise: | 
                  イレーヌ・ガルテル Irène Galter | 
                
                
                  | イレーヌ・フォージュレ Irène Faugeret: | 
                  イヴォンヌ・サンソン Yvonne Sanson | 
                
                
                  | 予審判事 le juge d'instruction: | 
                  ジャック・ドヴァル Jacques Deval | 
                
                
                  | 公証人 le notaire: | 
                  ジャン=マリ・ロバン Jean-Marie Robain | 
                
                
                  | 軽食堂の女主人 la patronne du buffet: | 
                  シュザンヌ・エドゥワン Suzanne Hédouin | 
                
                
                  | バーテンダー le barman: | 
                  ロベール・ダルバン Robert Dalban | 
                
                
                  | 修理工 le garagiste: | 
                  フェルナン・サルドゥ Fernand Sardou | 
                
                
                  | 肉屋: | 
                  フィリップ・リシャール Philippe Richard | 
                
                
                  | 書記: | 
                  レオン・ラリヴ Léon Larive | 
                
                
                  | ロラン Roland: | 
                  ロラン・ルザッフル Roland Lesaffre | 
                
                
                  | 祖父 le grand-père: | 
                  マルセル・ドレートル Marcel Delaître | 
                
                
                  | 祖母 la grand-mère: | 
                  ジャーヌ・モルレ Jane Morlet | 
                
                
                  | ゴベール夫人 Mme Gobert: | 
                  スージー・ウィリー Suzy Willy | 
                
                
                  | 医師 le médecin: | 
                  ロベール・エベール Robert Hébert | 
                
                
                  | 門番 le portier: | 
                  ルイ・ペロー Louis Pérault | 
                
                
                  | 修道院の上長 la supérieure: | 
                  コレット・レジス Colette Régis | 
                
                
                  | 列車内の老婦人 la vieille dame dans le train: | 
                  イヴォンヌ・ド・ブレー Yvonne de Bray | 
                
                
                  | ローラ Lola: | 
                  クロード・ボレリ Claude Borelli | 
                
                
                  | その他の出演: | 
                  クロード・エヌシー Claude Hennessy、コレット・フルーリ Colette Fleury、メル・マルタン Mel Martin、アドリーヌ・オーコック
                  Adeline Aucoc、アラン・ノビス Alain Nobis、マルセル・アルナル Marcel Arnal、ルイーズ・ノヴァ Louise
                  Nova、フランソワーズ・アルバン Francoise Alban、ポール・タン Paul Temps、リュシエンヌ・ジュイエ | 
                
                
                   
                   | 
                
                
            | 104分。配給 = マルソー | 
          
                
            | 1953年2月から3月まで、カンヌ、パリにてロケ撮影、及びビヤンクール撮影所にてセット撮影。 | 
          
                
            | パリ公開 = 1953年11月11日 | 
          
          
            | 日本公開 = 2009年11月29日 | 
          
          
            | 国内盤DVDなし。国内VHSビデオレンタルなし。海外盤DVDあり。DVD情報はこちら | 
          
                
                   
                   | 
                
                
                  なお、スタッフやキャスト等のデータに関しましては、主に「サムライ」(ルイ・ノゲイラ著、井上真希訳、晶文社刊)、「キネマ旬報 1973 616」(シネ・ブラボー ジャン=ピエール・メルヴィル追悼(1)山田宏一)、「Jean-Pierre 
Melville/An American in Paris」(Ginette 
Vincendeau著)の3冊を参考とさせていただいております。 また、スタッフの役職名等、映画本編のエンドクレジットとは多少表記が異なると思われる部分もございます。 | 
                
                
                   
                   | 
                
                
                    
             
             | 
                
          
            | あらすじ | 
          
          
            カンヌのノートルダム・デスペランス教会で修道女となっているテレーズは、突然両親が交通事故死したために、未成年の妹ドゥニーズを世話するように祖父に説得され、還俗して両親が残した文房具店を引き継ぐ。 
             
            自動車工場で修理工として働く女たらしのマックスは、カンヌのホテルに滞在している金持ちの中年女性イレーヌに運転手にしてくれと持ちかけ、自分のボクシングの試合を観に来るように誘う。 
            イレーヌはマックスのためのプレゼントに買った帰りにテレーズの文房具店で便箋を注文する。 
            一方、マックスはホテルのボーイであるビケを使って、イレーヌが公証人と夫との離婚の相談をしていることを聞き出す。 
             
            マックスは道端でドゥニーズに偶然出会い言葉巧みに誘惑すると、純朴なドゥニーズは自分の店の名前と場所を教えてしまう。 
            さっそくマックスは店に行くが、ドゥニーズは留守でテレーズにあしらわれる。 
            マックスが店に来たことを聞いたドゥニーズは、マックスに対してほのかな恋心を抱く。 
             
            マックスはイレーヌのホテルの部屋にベランダから夜這いに入り、イレーヌもそれを受け入れる。 
            マックスは翌朝から修理工の仕事をやめ、イレーヌの運転手兼愛人となる。 
             
            ドゥニーズはイレーヌが注文していた便箋をホテルに届けに行くが、部屋で留守番をしていたマックスにレイプされてしまう。 
            絶望したドゥニーズは、マックスに犯されたことを告白する手紙を書くと、レラン諸島行きの船に乗り、海に身を投げる。 
            ドゥニーズはなんとか一命を取り留めたが、テレーズは妹が残した手紙を読んで事情を知る。 
             
            運転手になって環境が一変したマックスは、イレーヌから宝石を奪って、その金でモロッコで商売をするという元々の計画はどうなった?とビケに詰問されるが、イレーヌのベルギーの家の方がでかいヤマだ、それまで待て、とビケを諭す。 
            ビケにイレーヌの車を一晩貸す約束をしたマックスは、車のボルトを外す細工をする。 
            急用を思い出したイレーヌはニースに行くために車に乗るが、ボルトが外れていたためにブレーキが効かず事故死する。 
            マックスは事件の容疑者として判事に尋問されるが、嫌疑不十分で不起訴となる(ビケは失踪)。 
             
            妹が犯されたことに怒り心頭のテレーズは、マックスにすぐに妹に求婚しなければ祖父母に強姦罪で告訴させると脅す。 
            マックスはドゥニーズに愛のない求婚をするが、むしろテレーズの方に本気で惚れ込んでしまう。 
            マックスはテレーズに愛の告白をするが、テレーズはそれをきっぱりと拒絶する。 
             
            マックスは旧知のローラという女からビケの手紙を渡される。 
            そこには、モロッコで一緒に一稼ぎしないかという内容が書かれてあった。 
            隙を見てテレーズを夜の浜辺に誘い出したマックスは、明日マルセイユで落ち合って一緒にモロッコへ行こうと必死に口説く。 
             
            翌日、ドゥニーズと祖父母が田舎に発つのを見送ったテレーズは、急に魔が差してカンヌ駅から列車に乗る。 
            ローラからテレーズが列車に乗ったことを電話で知らされたマックスは、ビケ宛にモロッコに向かう旨の手紙を書くが、列車に乗り遅れそうになって前を横切ろうとしたところを轢かれて絶命する。 
            再び出家したテレーズは、妹の魂の救済とマックスの魂の休息を神に祈るのだった。 
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